図面クラウドサービステリオクラウド

あらゆる図面をデジタル化し、タブレット等を用いて出先でも閲覧/加筆/修正を行うことができるサービスです。
紙での管理に代わって図面運用の効率化が図れます。
このようなお困りごとはございませんか?
紙ベースの図面、大きくかさばり使用するにも、保管・管理するにも不便です。
縮小コピーをしても文字や線がつぶれて見難いなど、さまざまな課題やストレスがつきまといます。

- テリオクラウドならば高精細なPDFで管理し、かさばる大量の紙図面を持ち運ぶ事なく、タブレット端末に全ての大判図面データやドキュメントを入れてスマートに持ち運んでどこでも閲覧可能です。
- 紙図面を開くようにタブレット端末上で大判図面データを高速ビューイングが可能です、その上拡大・縮小も思いのままに、見たいポイントをすぐに確認する事ができます。もちろん、紙図面のように汚れたり、破れたりを気にすることはありません。
- 図面データ上のポイントをタップしてタブレット端末の内蔵カメラで写真撮影して、図面データと現場で撮影した画像を簡単にリンクする事ができます。
CADデータから、高精度なPDFのデジタル図面を簡単に作成
高精細、高精度PDFを作成
CAD図面の紙出図ノウハウを活かし、紙図面と同等のクオリティーでデジタル図面を作成します。
ドラッグ&ドロップで簡単操作
操作は簡単、すべてドラッグ&ドロップ方式です。
ほとんどのCADからPDFを作成
プロッターフォーマットであるHP-GL2に対応していますので、ほとんどのCADからデジタル図面の作成が可能です。DWGやJWWなどのCADデータから直接変換できます。
DWGの多彩な変換設定に対応
モデル空間、ペーパー空間、サイズ、線幅情報などきめ細やかな設定が可能。
CTBやフォント、外部参照ファイルは自動的に収集するので面倒な作業は不要です。

データを最適化して共有・デバイスに合わせた図面活用
- CADやOfficeファイルは、ドラック&ドロップで簡単操作でPDF化ができます
- 図面へのメモ書き、撮影した写真の紐づけづけなどに付加価値機能
- SSL通信、暗号化で情報漏洩を防止

タブレット端末で大判図面や大量のドキュメントを高速表示
タブレットで高速表示
クラウドサーバー内のデジタル図面を最適化処理し、タブレットで高速表示します。他社製品にみられる大量のメモリー占有はありません。
また、iPad、iPhone、Windowsタブレット全て同じインターフェースでご利用いただけます。

見たいファイルに高速アクセス

- 過去に閲覧したファイルの直近10件を一覧表示し、そこからアクセスが可能です。
- 前回閉じた状態の拡大・縮小状態を保持し、マルチページファイルなら前回開いていたページから再開するレジューム機能も搭載。

- 利用頻度の高いファイルにはしおりを追加する事で次回から素早くアクセスする事ができます。
- マルチページにも対応。
見たいページをすぐに開く事ができます。

- タブ形式で表示する事により複数の図面やドキュメントを切り替えながら素早く閲覧をする事ができます。
デジタル図面上に自由に記入ができます(メモ機能)

フリーハンド線・直線・マーカー・直線マーカー・矢印・枠・塗りつぶし(矩形・円形)チェックマーク(日付付加機能など直感的に操作可能なメモ機能を搭載。


メモをタップする事で「いつ」「誰が」記入したメモかを瞬時に確認する事ができます。
また複数の記入者の中から選択した記入者のメモだけを表示する事ができます。


図面に記入したメモ書きや写真を複数のタブレットで共有できます。
また複数人で記入したメモ書きを統合する事ができます。

カメラ機能を使って現場の状況を記録する
図面内の任意の位置を指定してカメラ撮影する事で撮影画像と図面データをリンクする事ができます。また、撮影画像に直接メモ書きする事もできます。

撮影した写真は3種類の表示方法から選択可能。また後から変更する事ができます。
- ピン打ち写真…ピンアイコン内に写真を格納します。
- 貼り付け写真…図面上に写真を貼り付けます。
- 引出線付き写真…図面上に写真を貼り付け、ピン(撮影箇所)と写真の間を引出線で結びます。引出線は写真移動時に追従します。

1.ピン打ち写真

2.貼り付け写真

3.引出線付き写真

写真の標準解像度をデジタル写真情報基準に対応しました。
また従来の解像度で撮影する高圧縮モードと、より鮮明な高解像度モードを選択可能です。
Windowsデスクトップソフトウェアを標準装備

タブレットで撮影した写真は、Excel形式の写真帳として出力(保存)する事ができます。
必要な写真を選択して「Excel取り出し」ボタンを押すだけで簡単に保存する事ができます。

写真帳の4種類の書式から選択(基本サービス)

万全のセキュリティで安心の運用

テリオクラウドでは、お客様のPCやお客様のiPadと通信を行う際、クラウド・サーバー内のテリオクラウドの入り口となるWebサーバーと、お客様の端末との間で、直接SSL通信を行いますので、インターネット上データが漏えいすることはありません。

テリオクラウドへの図面登録や、テリオクラウドからのPDF取出しはPCユーザーの「図書登録権限」保持者に限定。
iPadからは図面等のデータを抜き取る方法がなく、うっかりミスの図面漏えいリスクがありません。メール添付で送り出すこともできない安心設計です。
また、Windowsタブレットではデータの暗号化を実施。
保存されたデータを常に暗号化する事でセキュリティを担保します。


ID毎に権限を設定。また、一つのIDに複数の権限設定が可能(以下は権限の例)
識別名 |
権限名称 |
機能 |
TS0SY |
システム管理 |
全体のユーザー管理やプロジェクト管理を行うシステム管理者権限 |
TS0PJ |
プロジェクト管理 |
プロジェクト内でのユーザー管理や、パートナーユーザー管理を行うプロジェクト管理者権限 |
TS1 |
図書登録 |
PCからクラウドへデータを登録・取り出しができる権限 |
TS2 |
閲覧・加筆 |
タブレット端末で閲覧し、加筆や写真撮影ができる権限 |

フォルダーを使い分けてアクセス制限が可能
- 個人フォルダー
サインインした個人だけが利用するフォルダー。
- 共有フォルダー
プロジェクト内に参加しているユーザー同士がデータ共有ができるフォルダー。
- アクセス権限付きフォルダー
アクセス件を設定できるフォルダー。
管理者(TS0SY,TSPJ)がプロジェクト直下に作成できます。
- データ保管フォルダー
アクセス権が設定でき、オリジナルデータを保管することができます。
管理者(TS0SY、TS0SY)がプロジェクト直下に作成できます。
導入事例
大手ゼネコン
- Before
- 設計変更が頻繁におこなわれる建設施工現場で、全作業員に対して常に最新図面をコピー配布するのが困難だった。
またセキュリティ面から膨大な紙図面とドキュメントを個人管理に任せている状況に不安を感じている。
- After
- テリオクラウドに図面データを保管することで、全作業員が安全にセキュアな環境下で最新図面を閲覧・運用できる仕組みを構築できた。使用するタブレットはiPadとWindowsタブレットが混在しているが、どちらを使っても同様に運用できることが導入の決めてになった。
建設設備業
- Before
- 空調設備の施工前調査、施工後検査時に必要な図面やドキュメントは膨大な量になることから、作業は2人1組で行っている。図面に従って配管チェックを行い、マーカーなどで作業状況を記録した後、必要に応じてデジカメで報告箇所を撮影している。
- After
- 図面データやドキュメントをiPadに入れることで、機動性が格段に向上した。2人で行っていた作業を1人で行えるようになり効率化が向上を実現。マーカーや色鉛筆で記入していた作業もiPad上でも同様に行え「いつ」「誰が」「チェックしたか」もすぐに把握ができるようになった。
大手製造業
- Before
- 日々納品される部品の抜き打ち検査時に必要な図面・ドキュメントを数万枚の図面庫から探し出し、検査終了後には返却するルーチンワークを繰り返している。紙図面には検査に必要な情報がメモ書きされており、図面が改変される度に転記している。
- After
- 納品予定部品に関する図面データを自動的にファイルサーバーに登録。検査員は毎朝必要な図面データをiPadにダウンロードすればよく、スムーズに作業に取りかかることができるようになった。図面データが改変されても、記入したメモはそのまま残るため、都度転記する必要がなくなった。