システムインテグレーション

映像ソリューション

ネットワークカメラを活用し、安全性向上・業務効率化・生産性向上を実現

ネットワークカメラは今や防犯目的だけではなく、安全管理やAIを使った人・モノの動きの分析などにも活用されており、設置場所も公共の場、オフィス、工場、商業施設、医療現場、学校、住宅などさまざまなところで利用されています。

カメラ本体は以前よりも高画質化・小型化しており、近年では簡易AIを搭載したタイプが登場するなど、高機能化が進んでいます。ネットワークへの接続方式についても、従来の有線LANに加え、無線LANやLTE対応機が登場しており、設置場所に合わせたカメラの選択が可能になってきています。

記録するレコーダーもネットワーク対応のデジタルレコーダーが主となり、クラウド型のサービスもあります。記録された動画データは録画内容の確認だけではなく、生体認識や行動分析に活用するなど利用の幅が広がっております。

当社はお客様の環境やご要望に応じ、ネットワークインフラ構築と合わせ、最適な映像ソリューションをご提供させていただきます。

さまざまなシーンで映像の活用がされています

ネットワークカメラは今や防犯目的だけではなく、安全管理やAIを使った人・モノの動きの分析などにも活用されており、設置場所も公共の場、オフィス、工場、商業施設、医療現場、学校、住宅などさまざまなロケーションにわたっています。

従来の映像ソリューションは、解像度の低いアナログカメラを同軸ケーブルで接続し、容量の少ないレコーダーで記録をする利用法に限られていましたが、カメラの高画質化、配線のIP化、デジタルレコーダーによる録画データの大容量化、ネットワークインフラの高速化などにより、利活用できるシーンが格段に増えています。

これまでカメラが設置されてこなかった場所においても、映像ソリューション活用の可能性が広がっています。

さまざまな所で映像が活用されています

カテゴリ 主な活用シーン
防犯・セキュリティ 施設内・外周監視、夜間監視、不審者の侵入防止、フードディフェンス、資材置き場監視、入退室管理、従業員の内部不正防止・抑制、など
業務管理 在庫管理、生産ライン管理、接客状況の確認、品質管理、介護施設での徘徊防止、駐車場利用・車番管理、録画データによる勤怠管理など
画像認識 顧客の人流データ分析・性別年齢分析、滞留回避・密集検知、不審者検知、顔認証、不良品検知、設備点検(計測)、データベース検索、診断補助、障害物検知、など

映像システムの今

既に監視・防犯カメラなどで映像システムを導入している場合、これからの活用を考えるとデジタル化(ネットワーク型)への移行がお勧めです。

アナログカメラシステム

一般的な旧型のアナログカメラは画質があまり良くありません。現在ではアナログフルHDカメラなどもありますが、アナログフルHDカメラを利用する場合、レコーダーもフルHDに対応した機器へと変更が必要となります。また、同軸ケーブルを使っての有線接続となるため、設置個所によっては配線が困難になることも考えられます。

アナログカメラシステム構成図

ネットワークカメラシステム

ネットワークカメラは旧型アナログカメラに比べ高解像となっており、配線もLANケーブルを利用するため、配線の自由度があがります。またWifiやモバイル回線を使ったモデルもあるため、配線が困難な箇所でも設置が可能です。
システムがネットワークに繋がっているため、遠隔地で映像の確認を実施するなど利便性も向上しています。

ネットワークカメラシステム構成図

単にカメラで撮影した映像を保存し、閲覧するだけにとどまらず、現在はその映像を使ってさまざまな情報を解析し、活用することが可能になっています。
映像ソリューションを検討する場合、既存システムの有無(老朽化からの更新)、ネットワークによる多拠点対応、画像解析に代表される新たな機能の追加など、さまざまな観点があります。
まずは、映像をどのように活用するのか、その目的を明確にした上で、目的に合わせた機器の導入をすることがキーポイントになります。

以下に、映像ソリューションの一般的な構成から、それぞれの機器についてご説明します。

映像ソリューションの一般的な構成

昨今の映像ソリューションは、IPカメラ(ネットワークカメラ)・レコーダー・画像解析サーバーの3要素から構成されています。
全てを新たに導入するケース、既にカメラ+レコーダーを導入されている際の機器更新、既存システムに画像解析などの新機能を付加するなど、さまざまなケースに合わせた柔軟な構成検討が可能です。

映像ソリューションの基本構成

カメラ(IPネットワーク型)

LANインターフェースを持ち、IP接続可能なカメラが主流となっています。
有線LAN接続の場合、LANケーブルによる配線であり、カメラへの給電はLANケーブルからのPoE給電が主流となるため、配線の自由度が高まっています。
また、カメラ自体も小型化、高画質と進化するなかで、AIを搭載し高負荷の処理をカメラ単体で実現するカメラもあり、さらなる高機能化が進んでいます。
さらに無線LAN対応製品や、携帯電話のようにSIMを差し公衆LTEに直接接続できる製品もあります。

カメラの種類と機能

レコーダー

ネットワークカメラの映像を蓄積するサーバー型の録画記録装置。
一般的にNVR(Network Video Recorder)、VMS(Video Management System)などと呼ばれる製品になります。
近年では録画再生だけでなく、様々な外部連携が可能な機種が広まりVMS機能要素が強くなっています。
さらに、利用者にサーバーの存在を意識させずメンテナンスの必要がないクラウド型の映像蓄積サービスも存在します。 各製品はマルチベンダのカメラに対応していることが一般的ですが、クラウド型サービスの場合は対応するカメラが限定的になる場合もあります。

NVR:Network Video Recorder

防犯カメラ・監視カメラの映像を記録して管理する機能を持っており、映像を録画するために必要なソフトウェア、記録装置(ストレージ)、インターフェースを一台に内蔵してカメラや閲覧用のモニターなどを接続するだけで運用が可能です。
一つのパッケージ製品となるため、セットアップが容易となっています。

ネットワークビデオレコーダー

VMS:Video Management Software/System

防犯カメラ・監視カメラの映像を記録して管理、閲覧する機能持つソフトウエアで構成され、映像管理システムなどの名称で呼ばれています。
可用性・拡張性・運用性に優れており、比較的大規模な防犯・監視カメラのシステム構成にする場合に使われます。

ビデオマネジメントシステム

画像解析(AI画像解析サーバー)

レコーダーと連携し、記録・蓄積された映像を解析するものです。
これまでは記録された映像を人の目で確認していましたが、AIによる画像解析の技術を活用することで、確認誤りや必要情報の取りこぼしを防止し、人件費の削減効果も期待できるため、さまざまな分野で活用が広がっています。
画像の静的解析を用いて顔認証や入退室許可判断、車番・不審者の識別、判定などを行うことが可能です。
また、人物の行動解析において動体の変化によってアラームを送出するなどの用途にも利用できます。
今後も画像解析結果の活用が拡大していくものと思われます。画像解析は処理負荷が高いため、通常はレコーダーと連携する専用サーバーが必要です。しかし、近年では機能を絞り、カメラ側である程度の解析処理を行う製品も存在します。

Ai画像解析サーバー

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