建物の快適で安全な施設環境をつくるために、様々な機器の運転状況をモニタリングし、運転の指示を行うのが、ビル管理システムです。(Building Automation Systemの頭文字からBA、BASなどと呼ばれます)
受配電、照明、空調動力等の機器が快適な環境になるよう制御を行う一方で、火災、防犯などの重要警報や故障などの問題をいち早く検出し、管理者に伝えることがビル管理システムの重要な機能です。近年は、これに加えて各機器の使用電力量を把握し、エネルギー消費をモニタリングする機能(BEMS:Building Energy Management System)も標準的に実装されるようになってきています。
OKIクロステックでは、建物の規模や用途、お客様ニーズに合わせた操作性・機能性に配慮したビル管理システムを汎用プロトコル、汎用コンポーネントを組合わせたシステムインテグレーション方式でご提供します。
また、建物の設備管理までは必要とせずエネルギー管理のみに特化した機能をご要望のお客様へクラウドBEMSサービスをご提供しています。
本社へ統合監視モニター、各支店・事業所へ各拠点用モニターを設置し、各拠点の設備稼働状況を本社で一元管理を行うカスタマイズも可能です。
また、タブレット端末を利用し遠隔からの操作が可能、施設内を巡回中でも監視画面の閲覧が可能となります。
受変電、機械設備の監視・制御、各種計測・検針機能に関する各種基本画面をベースとして、お客様のご要求に沿ったグラフィック画面にカスタマイズします。
使用量換算グラフ機能では電力量やガス量などの使用量を集計し、使用量グラフとして表示が可能です。(積層グラフ、折れ線グラフ、円グラフで表示できます)
OKIのSmartHopは、免許不要で長距離伝送ができる920MHz帯無線に対応し、BAS/BEMSシステムにおけるネットワークをフレキシブルに構築できます。さらにマルチホップ通信機能により、無線通信の信頼性を向上。さまざまな場所でのセンサー情報の収集や機器制御にご利用いただけます。
シリアル透過や低速移動体対応などの機能を内蔵し、高信頼の920MHz帯マルチホップ無線でマルチベンダーIoTシステムが構築できます。
あらゆるセンシングに対応し、データー収集を行います。ご要望に応じた機能の提供など自由度、拡張性に優れたシステムです。
複数の建物を集中監視することで各拠点の施設管理者の負担を軽減します。
また、モバイル端末対応でワークスタイル変革をサポートします。