
OKIクロステックでは現在、電気設備・環境エネルギー、ICT、交通・防災、オフィス環境などの分野において、企業が抱える様々な社会問題を解決するため、それぞれの分野で営業、設計、システム構築、施工管理、保守運用といった仕事と、OKIやその他メーカーの導入した製品の保守を行う仕事があります。さらに、今後はこれらの仕事に関わるメンバーが協働して、文字どおり最初から最後までワンストップで関わっていく仕事が増えていく予定です。
電気工事の施工管理技術者は、
「工事を安全に、高品質で、予算内に、予定通り終わらせるためのプロデューサー」です。
電気工事会社の「施工管理技術者(せこうかんりぎじゅつしゃ)」を一言で言うと、電気工事現場の「総監督」や「指揮者」のような存在です。
実際に電線を配線したりコンセントを取り付けたりする職人さん(電気工事士)とは役割が異なり、工事全体がスムーズに進むように計画を立て、現場をマネジメントすることが主な仕事です。
具体的にどのような仕事なのか、わかりやすく解説します。
ここが最も混同されやすいポイントですが、役割が明確に分かれています。
施工管理の仕事は、大きく分けて以下の4つの管理業務から成り立っています。
| 管理項目 | 具体的な内容 |
|---|---|
| 工程管理(スケジュール) | 「いつまでに、どの作業を終わらせるか」というスケジュール表(工程表)を作成し、工事の進み具合を調整します。遅れが出ないように人員を手配します。 |
| 品質管理(クオリティ) | 工事が図面通りに行われているか、正しい材料が使われているか、規定の数値が出ているかなどをチェックし、証拠となる写真を撮影・記録します。 |
| 安全管理(セーフティ) | 現場で怪我や事故が起きないように、危険な場所の対策をしたり、朝礼で注意喚起を行ったりします。「安全第一」を守る責任者です。 |
| 原価管理(コスト) | 決められた予算内で工事が終わるように、材料費や人件費(職人さんの費用)を計算し、赤字にならないようにお金を管理します。 |
現場に出ることもあれば、事務所でデスクワークをすることもあり、アクティブな仕事です。
この仕事には、技術的な知識だけでなく、多くの人と関わるためのコミュニケーション能力が非常に重要です。