学生時代、部活動でソフトテニスをしており、卒業するまで活発的に活動していました。
同じ学科の友人は、専攻していた知識を活かしたいという理由からプログラミングに携わる仕事を探す人が多かったですが、私は、元々、身体を動かすことが好きでしたので、パソコンに向かってプログラムを打つよりも、自分自身で機械に触るような仕事に携わりたいと思っていました。入社の決め手は、採用面接での面接官の印象が良かったから。面接時、私自身の企業研究が足りておらず、的外れな回答をしてしまった際、間違っていることを言った私に優しく正してくれて、こんな雰囲気のいい会社で働いてみたいなと思いました。カスタマーエンジニアの仕事は、様々な機器のメンテナンスが主な業務となります。技術的なスキル向上はもちろんですが、お客様と会話するコミュニケーションスキルもとても重要です。色んな経験をして、勉強する毎日ですが、様々な人にサポートしてもらいながら、お客様の安心を守る仕事をしています。
生まれてから実家を出たことがなかったので、一人暮らしすることに不安がありました。しかし、入寮した社員寮の隣に同期が住んでいたため、色んな悩みを話し、時には励まし合いながら、支え合いながら生活することができ、とても安心することができました。入社して驚いたことは、社内研修が充実していること。特に思い出に残っているのは、新入社員研修。研修中は、学生時代と同じように机に向かって学ぶことが多かったので、初めの方は学生気分が抜けていなかったように思いますが、社会人としての基礎的な部分を学ぶにつれて、自分自身の未熟さから緊張が高まっていったことを覚えています。初めて一人で現場に行ったときに対応した作業は、「パソコンのモニター交換」でした。とても緊張しており、何をするにしても会社に電話し確認していました。しかし、どんな些細なことでも、どんな状況でも、先輩社員がフォローしてくれたおかげで、無事に作業を終了することができました。今思えば、モニターの後ろに接続しているケーブルを抜いて、入れ替えるだけなのですが。当時、フォローしてくださった先輩社員には今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
これまで携わってきた仕事の中で印象に残っていることは、医療機器の受託拡大を目的として設立されたチームの一員として活動したこと。課題はたくさんありましたが、私の成長ステップの一つになったと感じています。現在は、プリンターや旅客端末および医療系端末の保守業務を担当。私たちが取り扱う機器は、世の中の状況と利用する人たちに合わせてどんどん進化していくため、その都度、新しい機能や操作方法について学んでいく必要があります。人々が利用する機器が常に安定稼働するように、自分自身が置かれた環境を理解し、何が求められているかを常に意識しながら、自分に足りないスキルを徐々に高めていきたいと思います。また、世の中的には男性が多い業界、職種ではありますが、現場に従事する女性のカスタマーエンジニアも増えてきているので、年齢性別問わず多様な働き方ができる環境をつくっていきたいです。これからは、様々な技術研修や現場経験を積んで、いろんな資格も取得し、人々の毎日を守り続けられるように頑張りたいと思います。