大学では、経営法学を研究し、中でも会社法を主として学んでいました。会社法は、会社の設立や運営、仕組みなどについて定められたもので、会社が存続していくためにとても重要な法律です。そして、会社とは、従業員(人)なくしては存続することができません。それらの経験から、漠然ながらも、社会の基盤となる“人”を支えることができる仕事がしたいという思いが芽生えていきました。就職活動が本格的に始まり、自己分析をする中で、私が成長してきたシーンを振り返ってみると、いままで、様々な人たちに支えられてきたと感じており、人間関係の大切さ、信頼関係の大事さが自分の中で重要なファクターだと感じ、社員が働きやすい環境や会社が機能するための土台を作り、バックヤードから社員を支える仕事がしたいという思いが次第に大きくなっていきました。その思いを就職活動の軸として、色んな会社を見ていた時にOKIクロステックと出会いました。入社を決めた理由は、幅広い場所で、たくさんの人々の生活を便利にし、支えているという事業内容に共感し、自分自身がとてもやりがいをもって働けると感じたから。また、採用面接で接してくださった社員の皆さんが、優しく、とても雰囲気がよかったことも決め手の一つです。
新入社員研修を経て、現在の人事総務部に配属となりました。初めに携わった仕事は、採用業務です。昨年まで学生だった私が、応募する側から選考する側へと立場が変わり、なかなか意識の切り替えができずに苦労しました。どうしても学生に感情移入してしまい、不合格にするということがなかなかできませんでしたね。学生の時は、会社の採用担当者は、光り輝くあこがれの存在でしたが、実際に、会社側の担当者として業務に携わってみると、採用企画・広報活動・選考活動・入社までのサポートと水面下で行う仕事のほうが多く、意外さと大変さを感じました。採用業務はいまでも担当しています。様々な環境要因や市場変化に悩まされることはありますが、フレッシュな学生との出会いは、私自身に新たな気づきを持たせてくれますし、新鮮さを感じながら、毎日楽しく仕事をさせていただいています。この業務をしていると、会社説明会から最終選考まで長い期間、学生と接点をもつため、「親心」のようなものが芽生えてきて、出会った学生が採用に繋がった時には、とても嬉しい気持ちになります。また、その社員が入社してから元気に活躍している姿を見ると、喜びとやりがいを感じます。
現在は、採用業務以外にもいろんな業務に携わっています。「人事」というと、採用活動をイメージされる方が多いと思いますが、実は、会社と社員を支える部署として、評価や人材配置、給与計算など、その業務は多岐にわたります。私は、まだその一部しか行っていませんが、何事にも前向きにチャレンジする気持ちを忘れないで、人事として活躍できるフィールドを増やしていきたいと思っています。また、目まぐるしく変化する世の中で、時代に置いて行かれないよう、トレンドや動きを敏感にキャッチし、視座を高めながら、その時代にあった対応ができるような社員になりたいと思っています。今後の目標は、女性ならではの視点で、いろんなライフステージがある社員に対し、働きやすい環境づくりにも取り組んでいきたいです。